反応が薄いので、ちょっと心配だった『青空ファインダーロック』。
あれれ、そこそこ自信あったのにな、でも外しちゃった?
と心配しながら、先日都内某所であった飲み会で、おそるおそる感想を聞いたところ、評判よくて、安心しました。
基本的には今月中しか手に入らないので、ぜひ読んでくださいな。
※何度見ても、沢尻エリカの顔って覚えられない……
で、感想もください。感想はここでもいいですが、編集部経由のほうが人目に触れてうれしいです。感想は
コチラから。
※先日作ったタモリカレー。めちゃうま。レシピはコチラ。
ひとつ『青空ファインダーロック』でネタバレ。
先日、このブログで
>読切ということで、いろいろ実験してます。
と書きました。
いくつかあるのですが、そのうちのひとつは、回想シーンの多様。
漫画において、回想シーンというのは、あまり使わないほうが良い、とされています。
理由は、ややこしくなるから。
確かにややこしいと、読んでもらえなくなるし、読んでも意味が通じなくなる。
それは良くない、ということですね。
特に青年漫画では、その傾向が強いように思います。
しかし本当にそうか? という疑問もあります。
井上雄彦さんは、回想シーンを効果的、かつ多く使う作家さんとして、有名です。単行本の半分以上(もっと?)が回想な場合もあります。それでもみなさんご存知なように、おもしろいし、読みにくいということもありません。
じゃあやってみよう、となったのが、今回の『青空ファインダーロック』です。
たった26ページの中に、3回計13ページ(表紙も入れれば14ページ)も回想シーンを挟んでいます。中には1ページ毎で、現在と過去が行き来するシーンも。編集部によっては、その時点でボツです(笑)
狙っているのは、むかし何かの映画で観た過去と現在が同時進行していく、演出。
個人的には、わりと成功したと思っています。