2011.09.01 Thursday
アニキの調教(brother JUSTIO MFG-6490CNを漫画で使うために)
ブラザーのJUSTIO MFG-6490CN(通称:アニキ)という、カラー複合機があります。
FAX、1200dpiスキャナ、インクジェットプリンタがついて4万円台。A3サイズまで対応して、この値段はすごい。
目指したのは、ウチで以前使っていたEPSON LP-6100の風味です。
1 スキャン設定の調整
付属のスキャニングソフト『ControlCentor2』で、デフォルトのまま、スキャンすると、ものの見事に細い線が、全部白く飛んでしまいます。そこで設定の調整をします。
まず、使用するアプリケーションとして、Photoshopを選択(ない場合は追加)してください。
次に
解像度:600x600dpi
色数:256グレー
原稿サイズ:任意
明るさ:50
コントラスト:0
としてスキャンします。
全体にグレーがかっていますが、大丈夫。
2 調整
ここから先は、Photoshop上での作業です。
イメージ>色調補正>明るさ・コントラスト
で
コントラスト:40
に。
これで下準備は完了です。
3 主線補正
超絶デジタルテクニック満載の摩耶薫子さんのサイト『名称未設定』で配布されている『主線補正アクション』を使います。お使いのPhotoshopのバージョン、使用する解像度に合わせて、最適なものを選んでください。ウチは『hosei4』です。(摩耶薫子さんに多謝!)
FAX、1200dpiスキャナ、インクジェットプリンタがついて4万円台。A3サイズまで対応して、この値段はすごい。
ただ、あくまでホームユースを前提に作られているマシンなので、正直、プロユースで耐えうる導入には、じゃっかん手間取りました。
そんなわけで、手描きのペン画をスキャンし、モノクロ二階調化するまで手順を仕方をまとめてみます。参考になれば、幸いです。
目指したのは、ウチで以前使っていたEPSON LP-6100の風味です。
1 スキャン設定の調整
付属のスキャニングソフト『ControlCentor2』で、デフォルトのまま、スキャンすると、ものの見事に細い線が、全部白く飛んでしまいます。そこで設定の調整をします。
まず、使用するアプリケーションとして、Photoshopを選択(ない場合は追加)してください。
次に
解像度:600x600dpi
色数:256グレー
原稿サイズ:任意
明るさ:50
コントラスト:0
としてスキャンします。
全体にグレーがかっていますが、大丈夫。
2 調整
ここから先は、Photoshop上での作業です。
イメージ>色調補正>明るさ・コントラスト
で
コントラスト:40
に。
これで下準備は完了です。
3 主線補正
超絶デジタルテクニック満載の摩耶薫子さんのサイト『名称未設定』で配布されている『主線補正アクション』を使います。お使いのPhotoshopのバージョン、使用する解像度に合わせて、最適なものを選んでください。ウチは『hosei4』です。(摩耶薫子さんに多謝!)
いろいろ試しましたが、このアクションが、細い線まで、活き活きと拾ってくれて、一番きれいな仕上がりになると思います。アクション中で、2階調化までしてくれるので、そのまま線画として使えます。
という感じです。
なおPhotoshopはCS4から、TWAINがデフォルトでは使えなくなりました。
adobeとしては「古い技術なのでおすすめしない」ということだそうです。
とはいえ不便は不便。
別途プラグインが配布されているので、必要に応じて、そちらをダウンロードして下さい。
WinとMacでは若干ちがいますが、基本的にはTWAINプラグインをPhotoshopのPlug-inフォルダの中の『Import-Export』にいれる、という手順です。詳しくは、ダウンロードするとついてくるマニュアルに(Mac版はちゃんと日本語でした)
追記
ここまで書いて、ふと思いだしたのが、高機能汎用スキャンドライバ『VeuScan』。
以前、EPSONのスキャナを使っていた頃は使っていたのですが、brotherに対応してなくて、2、3年前から使ってませんでした。ところが、今みたら、ものの見事に対応♪ VeuScan x アニキで、ちょっと使ってみて、いい感じだったら、また報告します。