2009.09.30 Wednesday
詳報! セカイカメラを使っていたら、職質されたなうw
今日、iPhoneのセカイカメラを使ってたら、職質されました。
片道3車線な某国道沿いの交差点。
iPhoneを目の高さにかまえ、エアタグを探し、ひとりキョロキョロ。ふと振り返ったところ、iPhoneのモニタ越しにおまわりさんと目が合って、まー、目が合っちゃったもんは、無視するのもなんだし、会釈ぐらいしとこうかと、軽く頭を下げて、そのまま別の方向を向いたところ、やっぱり来ました、背後から「それー、カメラですか?」
まーねー、セカイカメラはおろか、iPhoneだって、まだまだ世間の認知度はそんなに高くないわけで、どう説明したもんか、思案すること0.5秒。とりあえず質問にはまっすぐに答えようという方針を決めて「まー、カメラつきケータイです」
しかしおまわりさん、納得がいかないご様子。ここはひとつ、なんとかiPhoneの説明で切り抜けたかったのですが。
「いや、えーとそうじゃなくて今、写真撮ってましたよね?」
あー、やっぱり、ご自身の肖像権を主張してらっしゃる。
「いえ、写真は撮ってませんよ」
いくら日本のおまわりさんが優秀だといっても、iPhoneの最新トレンドに詳しい、ということは、どうにも考えにくく、カメラつきケータイのレンズ越しに世の中を見てましたといっても、そうそう納得はしてくれそうにない。
「最近、勝手に撮る人が多くてねー」
そうかー、鼻くそほじってた、とか目線も入れずにブログとかにアップされちゃって、始末書とか、ありそうありそう(笑) かといって、カメラロールを見せたところで、iPhoneのタッチパネルなんて、いじったことない人からすれば、なんだかテキトーにごまかしているようにしか見えないかもしれないし、そうなるとますますややこしそう。
よし、わかったよ、覚悟決めて説明するよ、セカイカメラ。パッパといじってセカイカメラをオン。
「ちょっと見てもらえます? これ、セカイカメラっていうiPhoneアプリで、拡張現実、通称ARという技術を使って、エアタグと呼ばれるデジタルの付箋を現実世界に貼付ける技術で、ここにも国道○○号線ってホラ!」
「いや写真撮ってないならいいんです……ほんと」
逃げ腰ながらも、どうやらご理解いただけた様子。よかった。ただ、いささか一気に説明しすぎてしまった感があったので、最後にまとめておきました。
「まー、ようするにインターネットのあたらしいのです」
「あ……はあ」
「じゃどうもー」
再びニッコリ会釈をして、青信号を渡りました。さすがに手は挙げませんでしたが。
手前味噌で恐縮ですが、そういや、拙著『大東京トイボックス4』で仙水が言ってましたね。

片道3車線な某国道沿いの交差点。
iPhoneを目の高さにかまえ、エアタグを探し、ひとりキョロキョロ。ふと振り返ったところ、iPhoneのモニタ越しにおまわりさんと目が合って、まー、目が合っちゃったもんは、無視するのもなんだし、会釈ぐらいしとこうかと、軽く頭を下げて、そのまま別の方向を向いたところ、やっぱり来ました、背後から「それー、カメラですか?」
まーねー、セカイカメラはおろか、iPhoneだって、まだまだ世間の認知度はそんなに高くないわけで、どう説明したもんか、思案すること0.5秒。とりあえず質問にはまっすぐに答えようという方針を決めて「まー、カメラつきケータイです」
しかしおまわりさん、納得がいかないご様子。ここはひとつ、なんとかiPhoneの説明で切り抜けたかったのですが。
「いや、えーとそうじゃなくて今、写真撮ってましたよね?」
あー、やっぱり、ご自身の肖像権を主張してらっしゃる。
「いえ、写真は撮ってませんよ」
いくら日本のおまわりさんが優秀だといっても、iPhoneの最新トレンドに詳しい、ということは、どうにも考えにくく、カメラつきケータイのレンズ越しに世の中を見てましたといっても、そうそう納得はしてくれそうにない。
「最近、勝手に撮る人が多くてねー」
そうかー、鼻くそほじってた、とか目線も入れずにブログとかにアップされちゃって、始末書とか、ありそうありそう(笑) かといって、カメラロールを見せたところで、iPhoneのタッチパネルなんて、いじったことない人からすれば、なんだかテキトーにごまかしているようにしか見えないかもしれないし、そうなるとますますややこしそう。
よし、わかったよ、覚悟決めて説明するよ、セカイカメラ。パッパといじってセカイカメラをオン。
「ちょっと見てもらえます? これ、セカイカメラっていうiPhoneアプリで、拡張現実、通称ARという技術を使って、エアタグと呼ばれるデジタルの付箋を現実世界に貼付ける技術で、ここにも国道○○号線ってホラ!」
「いや写真撮ってないならいいんです……ほんと」
逃げ腰ながらも、どうやらご理解いただけた様子。よかった。ただ、いささか一気に説明しすぎてしまった感があったので、最後にまとめておきました。
「まー、ようするにインターネットのあたらしいのです」
「あ……はあ」
「じゃどうもー」
再びニッコリ会釈をして、青信号を渡りました。さすがに手は挙げませんでしたが。
手前味噌で恐縮ですが、そういや、拙著『大東京トイボックス4』で仙水が言ってましたね。
